bisukoの断捨離&資産形成ブログ

断捨離をきっかけに資産形成に励む日々。 北海道で夫と2人暮らし。日々の片づけや家計の話を更新しています。

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中古車購入キャンセルに基づくトラブル③

中古車購入のキャンセルにまつわる話です。これまでの流れはこちらからどうぞ。

中古車購入キャンセルに基づくトラブル①

中古車購入キャンセルに基づくトラブル②

 

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「キャンセルするのがそんなに大変なんてことは、ないはずです。」

トヨタの店長さんの説明に、またまた頭が真っ白になる私。

けれど、ついちょっと前にホンダさんには購入継続でお返事したばかり。今更それをやめますなんて言い辛いし、なんかもうどうでもよくなってきた・・・

店長さんも、「新車購入をもしお考えでしたらご相談に乗りますが、ホンダさんにご返事されたばかりでこちらも無理強いするわけではありませんので」と言って下さったので、「今回は新車は諦めることにします、ありがとうございました」とお話を終えました。

 

1人、部屋で頭がぐるぐるします。このことを夫に言わなければ、夫は気分よく中古車を買うことが出来る。聞かなかったことにしておこうか・・・。でもそれだと、私は”たばかられた”感いっぱいのまま、あの車に乗らなければいけなくなる・・・。

 

困った末に私は思い切って、勤め先の社長に電話しました。

うちの社長は不動産業という仕事柄、法律関係にかなり強い上、いつも嘘のない真っ当な商売をしているその姿勢に私はとても信頼を置いています。少人数の小さい会社なので、個人的な話もよくする間柄です。

休みの日に申し訳ないなと思いつつも電話に出てくれた社長に、もう怒涛の勢いで(しかも号泣)起こった出来事を話します。

 

話の中で出した社長の考えは以下のような内容でした。

・ホンダさんも車を買ってほしい気持ちから、オーバートークな面はあったのだろう。

・トヨタさんが言ったように、店側の販売機会逸失については客が負担するものではない。

・名義変更で、ワンオーナーからツーオーナーへ変わってしまうことにより生じる店側の損失については、まだ書類も出してない段階であり得ないことだろうから確認する必要がある

・ホンダの担当さんも、ホンダの看板を背負ってそう無茶はしないと思う。トヨタさんが言った「訴訟沙汰なんてなるわけない」というのは、その通りだと思う。

・そもそも契約書面の内容を聞く限り、契約が成立しているとは思えない。注文からたかだか3日後のキャンセルであれば、申込金すら返却になるのではないか。

・契約云々については、不動産と車とでは手続きも概念も違うから、週明けにうちの顧問弁護士に聞いてみよう。

 

社長曰く、「(私の)旦那さんが仕事から帰ってきたらこのことを話し合う前提で、ホンダにはすぐに電話をかけてこれ以上購入の話が進まないよう”保留の申し出”をするとよい。そのうえで、”上司に相談したら週明けに会社の顧問弁護士にも聞いてみるよと言われた”と、その担当さんに言っていい。弁護士をチラつかせるのはちょっと汚いかもしれないが、そう言っておくことで向こうも下手なこと言ってこないと思うんだよね」

 

一生懸命社長の話を聞きながら、手元でメモをとり、私はそのあとホンダさんへ連絡することにしました。私がホンダさんへ連絡する間、社長は知り合いのホンダさん(別系列)に車購入のキャンセルについて一般的なことを聞いてくれてもいました。感謝してもしきれない・・・。

 

ホンダの担当さんへは、

・トヨタさんから電話があって、ホンダさんがおっしゃることはおかしいんじゃないかと指摘されたこと

・名義変更が進んでると言ってたけど、本当はどうなんだということ

・こういったことは経験がないので、上司に相談したら週明けに顧問弁護士にも聞いてくれることになった

上記の内容を伝え、不信感からもう買いたくない気持ちが強いので、夫が帰ってきたら相談し直すので保留にして下さいと伝えました。

私もべつにホンダさんと喧嘩がしたいわけでなく、穏便にキャンセルしたいだけなので、責めるようなことは言いませんでした。ただ1点だけ私に勘違いがあったそうで、それは名義の話でした。

ホンダさん曰く「名義が変わってワンオーナーからツーオーナーに変わると言ったのは、『新車の保障継承』のお話です。bisukoさんがおっしゃるように、車自体の名義変更は書類が揃わないと進められませんので」と。

とにかくその日は、翌日月曜日の午後にもう一度こちらから連絡するので保留にしておいて下さいとお伝えし、電話は終わりました。

 

『新車の保障継承』とは。

車のメーカー保証のことで、新車には3年の保証が付いている。中古車の場合、この保証期間が残っていれば、ディーラーの12カ月点検のようなものを受けたうえで保証を継承することが可能。その際、保証書の名義も書き換わる 

といったことのようです。

そうか、その保証書の名義が我が家になってしまう、ということか。ホンダさんが言うには、今日(日曜日)中くらいにその保証書が夫名義になって戻ってくると言っていました。

確かにそれはホンダさんにも迷惑だよなあ・・・。車の名義はワンオーナーなのに、保証書の名義はツーオーナーって、まずいでしょうと思いさらにググっていくと衝撃の事実が・・・!!!

 

『保障継承の条件は、どのメーカーも車検証の名義変更が済んでいることです』

 

えええええええええええええ!!!

 

だってさっき、「そろそろご主人の名前で保障継承の手続きが終わる頃」って言ったじゃん!!それもハッタリだったの?!?!どこをググっても「車検証の名義変更が終わってないと保障継承できない」って書いてるけど!

 

私の不信感はいよいよ募るばかり。

当日の夜、帰ってきた夫に一部始終を話します。さすがの夫も「もう車のことはいったん白紙に戻そう。払うもん払ってキャンセルしていいよ」とのことでした。

「払うもん払って」の払うものが、納得いくものでないと私はお支払したくありません。キャンセルの話はこのまま私が窓口になることになりました。

 

この日はショックからか単なる夏風邪か38度近くまで熱を出してしまい、心身ズタボロ状態。でも、社長のおかげで解決への糸口が見えてきたようで、不安ながらも頑張ろうと心に決めました。

 

翌日以降のお話はまた次回。

 

 

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