資産運用の重要性を直接誰かに説くのはやめておこうと思った、というお話。

今日は、投資に興味のない方にはつまらない長文です！とお断りしておきます（汗）

ゴールデンウィーク、実家に帰ってきて父・母・妹・弟とワイワイ楽しく過ごしております＾＾

私の妹と弟は地方公務員として働いています。30代半ば過ぎの二人は結婚に興味ない様子で、親ももう諦めているようで・・・。結婚したら安泰という時代でもないので、二人が元気でいてくれれば十分と私は思ってます。

そんな妹弟に以前の里帰り時、確定拠出年金やNISAの話を少ししたところ、隣にいた母が「余計なことはせんほうがいい」と話をぶった切られ・・・（汗）最近の資産形成の流れを全く知らずに口だけ挟まれるのには正直いらっとしましたが、声を大にしていうことでもないので深い話はできませんでした。

思えば父も地方公務員で、うちの家系は私を除いて皆用心深い。

今回の帰省で弟と二人で話した機会にそれとなく資産形成の話持ち出したら、意外にも弟は「貯金だけじゃ増えていかないしね～」との反応。積極的に考えているのかは知りませんが、貯金だけしてれば安心との認識ではないようでした。

一方、妹にも同じ話を二人の時にふってみると、妹は、イデコやNISAの制度について知っていました！ただ、銀行の人から出口戦略でイデコは不利みたいなこと言われたらしく（お金を取り崩すのに手数料がかかるとか言われたらしい）、それが気になって利用してないとのこと。もちろん、定期預金でしか運用するつもりはないと。取り崩すときの手数料？？税金のことかしら？？てか銀行で変な商品買わされてない？と心配に。（買わされていませんでした。）

多少の知識は多少持ち合わせてるらしい妹に、自分が積み立てしてるファンドの話や、個人投資家の集まりの話、金融庁のイベントのことなどぜーんぶ話してみました！

その結果！！

「bisuko、あんまりのめりこんで旦那さんに心配かけなよ」と心配されてしまいました・・・。

そっか、私の話って、のめりこんでるようにみえるんだ、とハッとしました。あまり良い印象ではないですよね。本人は真面目に将来を考えてのことなのに、はたから見たらなんかちょっと憑かれてるように見えたのかもしれないなんてちょっとショックでした。

「物事には良い面もそうじゃない面もあるし、全部を真に受けたらいかんこともあるから、まあ気をつけないかんよ」と。心のどこかで「私はそのためにたくさん本も読んでしっかり勉強してるのに」とも思いましたが、妹の心配ももっともです。反論せずに「そうやね、心配かけんように気をつける」と素直に受け入れました。

私は姉ですが、いつだって困ったときは妹が一番の味方で相談相手でした。今回の私の話だって、頭から否定せずに聞いてくれました。お金の話ができる間柄というだけでも、十分なのかもしれません。

妹自身は、自分の浪費癖がわかっているから、個人年金などで強制的に貯蓄をしてるとのことです。自治体が潰れるとか勤めを辞めるとか、よほどのことがない限り、公務員で独身だしそこそこ貯蓄して退職金ももらえれば、姉の私がそこまで二人を心配しなくても大丈夫なのかもしれません。

私自身は確定拠出年金もつみたてNISAも、素晴らしい制度と思って利用しているわけですが、そのことをよく知らない人にあまり熱心に話すのはやめようと、今回のことで心に決めました。実際、妹に少し心配されてしまいましたし（汗）

メディアなどで徐々に資産形成の輪が広がりつつあるので、いつかもし妹弟が「つみたてNISA始めたよ」とかいう話があれば、その時は大いに話せればなと思います。実際、金融庁は「職場NISA」をまずは公務員から、というお話もあるそうですので・・・。

普段から仲の良い肉親ですらこうなのですから、他人には本当に話しづらいですね。興味を持たれて少し話すぶんには良いでしょうが、自分から積極的に投資の重要性を説くのは、どんな印象を持たれるか分かったものじゃありませんね。悲しいことですけど。やっぱり「投資」だの「ファンド」だの、言葉のもつ印象が良くないんですかね～、胡散臭いという。

そんなわけで、自分が資産形成の輪を広げていくには力の限界を感じるわけですが、私は私でこれからも続けていきますし、貴重な個人投資家さんとのつながりも大事にしたいですし、チャンスがあれば「資産形成っていいよね！」って誰かに言えるよう勉強を怠らないようにしておきたいなと思いました。

長文お読みいただき、ありがとうございます＾＾